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ドライアイ

新しいドライアイ治療は新川中央眼科(IPL光線療法)

そもそもドライアイってなに?

ドライアイについて

ドライアイとは?

・涙の分泌量が減ってしまうこと

・涙の量は十分でも涙の成分のバランスが崩れて乾きやすくなること

このように眼の表面を潤す力が低下してしまった状態を「ドライアイ」と呼びます。

眼を「潤す」役割をしているのは「涙」 涙の働きは眼にとって、とっても重要です。

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涙の働きとは?

・眼の乾燥を防ぐこと

・眼に入るゴミを防ぐこと

・眼に入ってしまったゴミなどを洗い流すことができる

上記の働き以外にも「殺菌作用」もあるのが涙です。

ドライアイの症状は?

・眼がしょぼしょぼ、ゴロゴロする

・目が乾いた感じがする

・なんとなく異物感を感じる

・朝起きた時、目を開けるのが痛い

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など症状は様々ありますが、重症化すると角膜・結膜の損傷などを起こすこともあります。 ただの「ドライアイ」でしょ?と思っていたら危険なんです。

ドライアイになりやすい人はどんな方?

50代以上の方

涙の量は加齢とともに減少します。(20代と比べると約4割の涙の量まで減少するという調査があります)

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クーラーなどの環境に常にいる方

空気が乾燥していると、眼も乾きます。ドライアイの多くの方は、空気が乾燥する秋から冬にかけて症状が強くなる傾向があります。 

PCやスマートフォンの常習化をしている方
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パソコンやスマートフォンを常に利用していることによる、まばたきの対数が減り、涙の量が減ってしまいます。最近はVDF症候群※1と呼ばれる症状を持つ方も増えています。

コンタクトレンズの常習使用をしている方

空気が乾燥していると、眼も乾きます。ドライアイの多くの方は、空気が乾燥する秋から冬にかけて症状が強くなる傾向があります。 

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アイメイクや付けまつげをされている方

アイラインやアイシャドウ、付けまつげによりマイボーム腺の出口が塞がれ、分泌が正常にされなくなり、涙が蒸発し乾燥することでドライアイの原因になります。

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結膜炎などの症状がある方

アレルギー性結膜炎でも結膜炎のムチン分泌が低下し、ドライアイの原因となります。

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シェーグレン症候群の方

眼、口、鼻などの粘膜が乾燥し、涙の分泌はほとんどありません。関節痛が起こることもあり、中年の女性に多い病気と言われています。

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マイボーム腺機能不全(MGD※2)の方

年を重ねることで涙の量の減少、炎症などによってマイボーム腺機能が低下します。これが原因で油層の形成が不完全となり、涙の蒸発が亢進してドライアイになります。(最近の研究でわかったことです)

※1 VDT症候群とは

VDT =Visual Display Terminal の略です。Visual Display Terminaとは画像表示端末を表し、パソコンやテレビ、ゲーム機器、タブレットやスマートフォンどのことです。 操作をしている時は、画面を見ることに集中し、まばたきの回数が極端に減り、視線を激しく移動することから眼に大きな負担とがかかり、疲れ眼やドライアイを引き起こします。頭痛やめまいを起こすこともあります。

※2 MGDとは

マイボーム腺機能不全の略です。 マイボーム腺はどこのこと? まぶたのなかにマイボーム腺はあります。水分に大切な油を分泌しているのがマイボーム腺。 マイボーム腺の出口(まつげの生え際)が細菌感染などによって詰まると、涙のなかの脂分のバランスがくずれ、眼が乾きやすくなったり、逆に涙目になったり、炎症が起きたりします。 これをマイボーム腺機能不全(MGD)といいます。

ドライアイの治療法は?

◆点眼による治療

比較的ドライアイの症状が軽症な方に、ヒアルロン酸や人口涙液、ジクアス、ムコスタなどの点眼による治療を行います。検査を行い、その方その方によって異なる点眼を処方しますので「とりあえず目薬を…」と安易に点眼しないでください。 「ドライアイかな?」と思ったら、まずは眼科医にご相談してください。

◆コラーゲンゲルによる治療

コラーゲンを涙点から涙嚢(るいのう)とよばれる涙の涙の排出路に流し込み、固めて涙の流出を防ぐ治療法です。痛みも違和感もほとんどないといわれていますが、コラーゲンは3ヶ月程度で無くなってしまうため、症状がひどい季節だけの使用など検討が必要です。

◆涙点に栓をする方法(涙点プラグ)

涙の排水口である涙点に栓(涙点プラグ)をして、涙が流出しないようにする治療方法ですが、逆に涙があふれて悩まされることもあります。

◆涙点の手術(涙点閉鎖術)

涙点プラグ治療でもドライアイが改善しない場合、排水口である涙点を手術的に閉鎖する治療法です。

マイボーム腺開口部の洗浄・MGD の治療

マイボーム腺開口部に汚れや老廃物などによる詰まりが生じると、油層の分泌を妨げる要因となります。まぶた周辺の汚れはまつ毛ダニの発生の原因にもなりますので、まぶたの縁を清潔に保つことが大切です。まぶた専用のシャンプーもあります。「暖かい」と感じる適温で温めて汚れを浮かすことも大事です。

IPL(M22)光線療法~

「点眼治療をを続けてもドライアイの症状が治らない… 」そんな方には新しい治療法があります。こちらは自由診療となります。

新しい治療法

【新しいドライアイ治療(IPL治療・M22)の特徴とメリット】

  • 手術のように外科的治療ではない

  • 光線療法のため、眼球に刺激をあたえない

  • 治療に対して準備の必要性がない

  • 治療時間は一回、15分程度で短い

  • 治療間隔 3~4週間に1度でいい

  • 計4回程度が効果的(症状により異なります)

  • 痛みがほとんどない

  • 治療効果が高い

  • 治療後は日常生活を過ごせます(化粧をして戻られることも可能です)

  • IPL(Intense Pulse Light)という幅広い光を照射することで、マイボーム腺脂の溶解だけでなく炎症を抑え、デモデックス(顔ダニ)を減少、肌のコラーゲンを再生させる効果があります。

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ドライアイ治療、マイボーム腺機能不全の改善だけではなく 美肌効果、アンチエイジング効果もあるということです。

【リスクや注意点】

  • 治療は保険診療適用外、自由診療での治療支払いとなります。

  • 施術後2~3日は、赤み、ヒリヒリ感などが現れることがあります。ごく稀にですが色素沈着を起こすケースがあります。

  • 保険診療と自由診療(IPL)は同日には行えないため、点眼の処方(保険診療)はIPL治療実施日とは別日でご来院いただくこととなります。

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